肉汁爆弾

いろいろメモっていきます

3月育休活動記

めっきり春らしくなってきましたね。6月末までの育休も折り返し地点に来ました。3月は実家の富山に子を連れて帰ったりしており、更に行動範囲を広げることに成功していました。
あとは、3ヶ月経って「世間に置いていかれないか」という気持ちが少し表れました。それなりにやること、やりたいことが目の前に山積していた時と比べて余裕が出てきたことの表れなのかもしれないです。
とはいえ積んでいるものはまだまだあるのでそれらを消化しつつ、なにかリハビリがてらアウトプット的なことをやっていきたい気持ちにもなっています。
以下、3月に触れて印象的だったエンタメの雑感です。

デスストランディング

5年ほど前に購入、最初の最初をプレイしたのちに積んでいた。が、最初を超えたら楽しめると言われて再開しました。
地味なゲームで辛いところはあったが、確かに最初を超えるとだんだん楽しめるようになっていきました。というのも、最初が一番道具や武器が揃っておらず、情報も少ない上に選択肢が少ないので離脱する可能性が高いのであった。最終的には配達ジャンキーになって、配送が楽しくてたまらなくなっていました。
シナリオが重厚で、ゲーム内でのメール・データアーカイブ・ムービーなどを通してその深みを味わえることが魅力と思います。が、いくらなんでもムービーは長いのではと感じた。エンディングは2時間ぐらいムービーを観っぱなしだった気がする。。
あと、コアゲームについては最終的に「段取り」のゲームになると思った。それこそピクミンのような、限られた時間でどのような設備をつくって、以後の配達を楽にするのか、というような。最初に徒歩で頑張って配達しているからこそ、ジップラインや国道ができたときの爽快感がたまらないのである。
2がぼちぼちでるという話もあるので、プレイしたいなという気持ちになっている。が、個人的にはホラーライクな表現は減らしてほしいですね、、単純に怖がらされてプレイする気力を失ってしまうので。。

ニーアオートマタ

こちらもそれなりに前に購入して少しだけ進め、放置していた。が、再開して進めて、なぜ放置していたんだろうと思うぐらい楽しめました。
特にシナリオが好みで、人類vsエイリアンの代理戦争でアンドロイドvs機械生命体が起こっている、みたいなところからの発展も素晴らしく楽しめたし、これらを表現する映像のクオリティも素晴らしいと感じました。コアゲームのバシバシ的を倒していく爽快感もあり、一気に進めてしまった。
ヨコオタロウ氏のシナリオでいうと428や街をプレイしたことがあったが、やはり群像劇的にマルチ主人公のスタイルで話を作るのが上手いと感じた。これだけ人気があるだけのことはあるなあとしみじみ。

パルワールド

めちゃくちゃ話題になっていて、盛り上がっているうちに触っておきたいと思ったのでプレイ。ゲーミングPCなど持っていなかったので、どうプレイしたものかと思っていたらXboxでのクラウドゲーミングが可能で、しかもそれはXbox本体を持っている必要がないとのこと。
実際にそれなりにプレイできたので、この環境で最初のボスを倒すチュートリアルを完了するまで頑張ってみました。多分10時間ぐらい。

プレイ後の所感は「割り切りがすごい」というところでした。ポケットペアといえば前作のクラフトピアも「面白いところだけ作る」みたいな作り方をしていましたが、今回もそんな感じなのかなと。リッチなゲームの作法として、こういうところは丁寧に作ってあるものだよね〜みたいなところにコストをかけないという選択をしているんだなと感じました。
言わんとしていることはプレイしてもらえれば伝わるかなと思いますが、説明は少なめでプレイしながら学んでいってもらう〜とか、多少の表示の違和感などは許容してくれ、みたいなそんなノリです。

ただ、楽しくあるべき部分についてはそれがしっかり感じられるように作られていると感じます。
例えば世界を探検してマップを広げていく遊び。拠点を拡張して装備を整える遊び。パルをコレクションしていく遊びなどなど、それぞれがきちんと魅力的な遊びになっているがゆえ、シナリオがそれほどしっかり存在しなくとも、どんどん先に進めてプレイしていきたいという気持ちになるなと思いました。


クラウドゲーミングは以下から試せます。月額がかかるものの、PCを調達することを考えるとお試しにはかなりリーズナブルかと。ただ、ネットワーク経由でプレイするわけなので遅延がそれなりにあります。
www.xbox.com

トゥルーマン・ショー

これだけゲームではないですが。そのうち見たいと思っていたものを今更見ました。
ジムキャリーのキャラクターの魅力はもちろんのこと、「生まれた時から全世界に放映されている人がいたらどうなる?」的な大喜利をレベル高く回答しているものを映像で見せてもらっているように感じました。
CMの演出や、背景が動かない空だったり、カメラが隠しカメラになっているところなどなど、こまかく設定が存在していて丁寧につくられており、楽しめました。
本作品は1998年に放映されたものですが、現代においてはYoutubeなどで24時間配信され続けている人は(おそらく)どこかに存在する気もするなーと思うものの、その設定で現代でめちゃくちゃ売れてる人もいないことを考えると、トゥルーマン・ショーの時代はすでにきており、そして別に珍しいものでもないという感じでしょうか。

雑感

積んでいるものや、積んでいるものの消化順序を見返すとSFを優先していることに気づきました。自分はSFが好きなようです。