肉汁爆弾

いろいろメモっていきます

「指をかざすだけで決済」のEVERINGを2ヶ月ほど使った感想

今日はこれの話です。
evering.jp


実はOuraRingというリング型のウェアラブルバイスをかれこれ一年ぐらいつけています。
脈拍や体表温度を測ったりしてくれて、睡眠時間やコンディションをつけてくれるモノなんですが、これの話はまたいずれ書きます。
https://ouraring.com/

結構前に腕時計型のデバイスをつけていたこともあるんですが、締め付けられるような感覚や電池の持ちなどがしんどくてやめてしまっていました。
当時付けていたのはGobe2というものでして、「摂取カロリーを測れる」という売り文句で販売していたものの、精度にかなり疑問を感じるようなものだったという理由もありますが。。
www.amazon.co.jp

一方で、リング型は性に合っていてストレスが少なくいい感じだったので、表題のEVERINGを試してみました。

よいところ

・リング型で、手をかざすだけで決済できるのは未来感がある
・充電不要なのでそのストレスがない
・万が一落としてもアプリから止められるのは安心
スマホアプリと連携して、決済の記録がすべて残る

微妙なところ

・Visaタッチ決済にのみ対応なので、例えば電車には乗れない
・Visaタッチ決済の扱いので「支払い方法はクレジットカードでお願いします」と言いつつ手をかざすため、変な人に見られる
スマホでの決済はSuica/ID/QuickPay/Visaタッチ など多様な種類に対応している上、スマホを持たずに外出することも少ないので 「ポケットからスマホを取り出す手間を省く」ことがどれだけメリットになるかというとちょっと疑問に感じてしまう
・EVERING自体がプリペイドカードの扱いのようで、自主規制なのか法律なのかわからないが、以下の縛りがある
「最大4年間までしか使えず、それ以降も使う場合は新たなリングが必要」
「100万円の決済をしたらそのリングは使えなくなる。その場合は無償で新たなリングがもらえる。」
「月のチャージ金額の最大は12万円」
・そもそもこのリング自体がそこそこ高価(2021/11時点で送料込みで2万円ぐらい)
・(これはEVERINGとあまり関係ないが)リング型デバイスは2つつけようと思うと、隣の指に置くと干渉しあってストレスなので、1つにまとめたくなる


というような感想です。
普段の生活での認証はスマホがおおよそ担っているため、EVERINGがスマホに取って代わるのは難しいかもなーと感じました。
そういう意味ではスマホではないなにか新たなデバイスが出て、スマホを持ち歩かなくなったりしたら可能性はあるのかも。。

あるいはMFA的な文脈で、リングとスマホとID/PASSみたいな世界はあるかもですが。。
いずれにせよ、ちょっと今の現状だとどういう風に生活に馴染んでいくのかはあんまり見えないなーというお話でした。