肉汁爆弾

いろいろメモっていきます

2月育休活動記

今年の2月はうるう年でしたね。引き続き元気にやっています。

育児

日中はごきげんで起きている時間も出てきており、アーとかクーとかよくしゃべるようになってきている。声をかけたり頭を撫でたりしたらニコニコすることも増え始め、かわいいが進行している。
産まれたときは2600gだった体重も、2月末には5200gと倍増した。驚きの成長ペース。
1ヶ月検診を終えた後は少しずつおでかけの距離を伸ばし、電車にのったりベビールームを利用することで、外でお世話をすることの練習をしている。
3月には帰省をする予定なので、それなりの時間の移動をするのでドキドキしている。そもそも自宅ではないところでよく寝てくれるだろうかなども。

エンタメ

空き時間もそれなりに出来ていたので、積んでいた諸々を消化している。印象深かったものをいくつか。

シレン6

空き時間の多くをあてていた。今作は複雑な要素を諸々なくし、初心者に入りやすくされた作品となっているように思った。
操作感が微妙にシレン5より悪い部分もあるように思うが、全体的には進化していてとても楽しめた。
特に新要素である印や神器のシステムは、合成やアイテムの取捨選択にさらに幅が増えて面白くなっていると思う。
全実績クリアまでやってしまったので、DLCが来るまでは一旦お休み予定。

インセプション

今更だが「インセプション」「インターステラー」「TENNET」を観た。どれも興味深い作品だったが、とくにインセプションが面白かった。
その理由としては「わかりやすさ」があったと思う。他の2作品は映画を見ながら「何が起きているんだ?」と思う瞬間が何度かあり、考察を見たり複数回の視聴を前提としているように感じた。一方でインセプションはこの世界のルールがシンプルでわかりやすく、シンプルに楽しめた。
(少し古いが)映像としてもSF世界をうまく表現しているところや、トラブルを上手く乗りこなしていくかっこよさ、あとは含みを持たせたラストについても個人的には好みだった。

モアナと伝説の海

島を救うためにいろいろな場所に寄りながら冒険をしていく。目的が最初から明確であり、ただひたすらにそれを達成するために愚直に頑張る、という話はいい意味でディズニーらしくないなと感じた。どちらかというとジャンプ的な少年漫画的展開と思った。
主人公は女性だが「王子様に助けてもらう」的要素はほとんどないに等しく、自分で未来を切り開いていく「強い女性」像が描かれていたのも現代っぽいなと思った。
海や空などの自然の映像も美麗だったというのも含めて、正直かなり楽しめたのだが、あんまりヒットしていたイメージがなかったのはなぜだろう。ビジュアルなど含め「ディズニーっぽくない」というところなのだろうか。
あるいは続編が作られるという話のようなのでそれなりにヒットしてはいたのかしら。

ピクニック(今村夏子)

「花束みたいな恋をした」の中で引用されていた書籍。「今村夏子のピクニックを読んでも何も感じない人になっちゃうんだよ」的なセリフだったと思う。
「花束みたいな恋をした」自体も「サブカルあるある」を詰め合わせて、かつ現実の残酷さを描いているという意味でぜひ見てほしい作品なのだが、その要素からして「ピクニック」にはそれほど期待していなかった。が、短編で読みやすく、内容も面白かった。
表面だけを読むとそれほど引っかかるところがないとも言えるが、そこいらじゅうに違和感のある物語で、奥が深い。なるほど誰かと考察し合いたくなる話だな。と感じた。
書籍としては「こちらあみ子」に入っており、「ピクニック」という書籍ではないので注意。(自分は何を勘違いしたか「夜のピクニック」を読み切ってから間違いに気づいた)

貧乏人の経済学 (アビジット・V・バナジー エスター・デュフロ)

おすすめされたまま買ったが、積んでいた本。難しい書籍かと思ってためらっていたが、そんなことは全然なかった。
途上国支援でよく言われている「支援はガンガンしたほうがよいだろ」と「支援することで地元の産業を潰す」の対立をベースに、現実の取材に基づくデータを利用して実態を記している。
肌感としても納得できるような結論になっているものが多かった。

・ワクチンを最後まで受けられない、塩素消毒ができないのは「ジムに通えない」のと本質的には同じ(時間不整合性)
・食うに困っている人の収入が少し増えても、摂取カロリーを増やさない傾向がある
・子供は「宝くじ」であり「社会保証」として捉えられている

など。もう10年前の本になってしまったが、根っこは変わらないのではと思う。ためになった。

雑感

まだまだ積んでいるエンタメはあるのでそれらを消費しつつ、浦島太郎化しないようになんらか学習もしてゆきたい。