肉汁爆弾

いろいろメモっていきます

DeNAを退職します

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退職エントリ、とうとう私の番です。
最終出社が12/13、退職日は12月末日となります。

在職期間は6年半、ほぼ100%でゲームに関連する業務を行っていました。
役職としてエンジニア、ディレクター、プロジェクトマネージャー、
内容としてはアプリからブラウザ、新規開発から運用、研究開発まで幅広く携わらせていただきました。
一緒に働いてくださったみなさんには本当にお世話になりました。
この場を借りて御礼申し上げます。

何故やめるのか

実は去年の今頃の時点でも退職を選択肢に入れておりました。諸事情から新規開発タイトルのラインが止まり、どうしよう、と。
ゲームのリッチ化に伴って開発人数は増え、期間は伸び、それでいて世の中にリリースできないことも、世の中に出たとて早々に店じまいしてしまうこともあるな、感じていました。
ゲームづくりではよくあることです、世に出て売れているゲームはかなりの関門を突破したものだけで、その裏には死屍累々、リリースできなかったゲームタイトルが存在します。

ただここから、例えば開発に二年をここに投資するのか、、と考えると正直うんざりしてしまいました。理由は前述の通り。時間の浪費になってしまうかもしれないという気持ちです。ブラウザからアプリへのシフトも経験すると、二年後のハードウェア状況もわからないですし。新卒で入って来てすぐだったら、ぜひやらせてほしい!と飛び込んでいるような気もしますが、今は一旦ゲーム作りはいいかな、と。

そんなことを思っているときに声をかけていただきまして。エンタメではなく食品製造/販売を基本とするサービス・大企業でなくスタートアップ・エンジニア社員はおらずに体制を整えるところから..と。(個人的に食はエンタメだと思ってますが)

当然ながら経験のないことも大量にあり、途方もなく大変だろうということは容易に想像がつきます。ただ、やはり自分が学んできたこと、能力を活かせそうであり、やりきったときにキャパが圧倒的に増えるイメージも湧きます。最終的にはしんどいことをやりきってきたという経験が自分を後押ししてくれて、転職を決意しました。

会社は変わりますが、私は私です。何卒これまでと変わらぬお付き合いをお願いしますね。

思い出

個人的に記憶に残っているトピックを並べました。

・フィリピン。犬に噛まれて救急車、牡蠣を食ってノロになったおじさん

・IPを知るところから始まる業務
・大阪出張ホテル暮らし
・初めての後輩、そして抜けていく先輩

・リードエンジニアを経験した時のチームメンバーの若さ
・開発工数は気合で増やす。祭り感のある開発。
・深夜の障害対応、レッドブルで乾杯
・繰り返しの開発業務で漂う閉塞感

・そしてトレンドはアプリゲームへ
・アプリゲームの運用で技術もシフトチェンジ
・自分が心から面白いと思っていても売れない現実

・新規開発タイトルへ
・ゲーム開発内で、セクションのリーダーに
・「おもしろいとは」を考える日々
・突然にやってくる無情な終焉

・少しだけブロックチェーンの学習

・新たな現場でプロジェクトマネージャーに
・7年目にしてようやく「社会人」を知る
・能力と経験の不足で叩きのめされる
・あらゆるところで想定外の衝撃
・心は折れながらもやりきる

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これはザリガニに興奮する私です

例のやつ

退職エントリを書いた人にだけ許されるヤツだって聞いてます。来るのかな〜、来ないのかな〜
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