肉汁爆弾

いろいろメモっていきます

欧風カレーを作ろうとしたらタイカレーになった話

こんばんは、今週もカレーですよ。ここ最近、本当に花粉がひどすぎて体中の感覚器官が狂っているのですが、カレーが美味しいことだけはわかります。

以前紹介した「カレーの教科書」に書いてあったカレーのレシピに乗っかってみようという感じです。まるっとレシピ載せるのはちょっとあれかなって気がするので、雰囲気だけ載せときます。作りたい方は本を読んでみると良いと思います。体系的にカレーを学べる本って多分あんまりなさそうですしね。

下準備

材料

今まで作った中で圧倒的に多いです。野菜ジュースや白ワイン、りんごやマンゴージャムまではわからんでもないですが、ブーケガルニって何?まじで何??ちなみにレシピにスパイスは赤缶(カレー粉)を使うように書いていたのでそれを使ってます。あと、本当はフォン・ド・ボーと小麦粉が必要だったんですが、めんどくなって省略してます。これが後に大きな影響を与えることになるとは...(伏線)

f:id:sugaret:20190305011258j:plain
材料大杉

下ごしらえ

カレーを作るとなったら僕は玉ねぎを刻むことから始めます、あなたは何から始めますか?今回は1個だったけど、5-6人前に1個は少ないんじゃないかという気がする。
f:id:sugaret:20190305011248j:plain


今回はステーキ用の牛肩ロースを600gほど使ってます。牛肩ロースって書いてたからこれにしたけど、他にオプションあったのかしら。
f:id:sugaret:20190305011236j:plain


こいつらは一旦焼き目を付けておきましょうね。
f:id:sugaret:20190305011420j:plain


こんがりメイラード。
f:id:sugaret:20190305011408j:plain


うまみペーストです。(白ワイン50ml・野菜ジュース100ml・りんご1/2・にんにく・しょうが)本当は野菜ジュースでなく、トマトピューレと人参のおろしたやつを入れるみたいなことを書いてた気がしますが、横着しました。
f:id:sugaret:20190305011226j:plain


ハンドブレンダーは馬力が出るし強いけど、キッチンにコンセント刺すところがないのが辛いところ。
f:id:sugaret:20190305011216j:plain

調理

カレーの素づくり

何はなくとも飴色玉ねぎでしょう。
f:id:sugaret:20190305011357j:plain


いつもどおり塩を少々振って油をなじませて放置。
f:id:sugaret:20190305011347j:plain


適宜水を加えながら飴色に。
f:id:sugaret:20190305011336j:plain


例の旨みペーストを入れ込みます。にんにくと生姜とりんごと白ワインが混ざった匂いがする!!
f:id:sugaret:20190305011607j:plain


焦げないように適当に混ぜながら強火で煮詰めていきましょうね。
f:id:sugaret:20190305011556j:plain


いい感じに煮詰まったらバターです。30gぐらい。
f:id:sugaret:20190305011545j:plain


そしたらカレー粉と塩を入れます。大さじ1と小さじ1ぐらいかな?正直塩は多かったような気もする。全体が馴染むまで弱火で混ぜとく。
f:id:sugaret:20190305011533j:plain

煮込み

今回は多少煮込むので、底の深い鍋に移行させましょうね。ちなみにお気づきかもしれませんが一口コンロなので移行には苦労します、早く引っ越したい。
f:id:sugaret:20190305011521j:plain


まずはブイヨン。確か600mlとか。教科書には鶏ガラとか野菜を煮詰めて作れって書いてたけどさすがにそれは面倒がすぎるのでマギーさん家のブイヨンに頼ります。そもそも同じものなのかは不明だけどブイヨンって書いてたから大丈夫でしょう?
f:id:sugaret:20190305011812j:plain


次に牛乳、200mlぐらい。シェーカーは計量カップ
f:id:sugaret:20190305011803j:plain


ココナッツミルク。レシピには「ココナッツファインを牛乳で煮詰めた後に濾す」って書いてたけど、ココナツミルクでもイケるやろ??という雑な雰囲気と、分量はとりあえず一袋ぐらい??多分??という勢いのせいで入れすぎましたね。これかなり影響してきます。
f:id:sugaret:20190305011754j:plain


マンゴージャムを大さじ1ぐらい。
f:id:sugaret:20190305011743j:plain


ブーケガルニを1袋。ブーケガルニの単位は袋なんですね〜、またひとつ賢くなってしまいましたね。
f:id:sugaret:20190305011730j:plain


液体を足すたびにひと煮立ちさせます。ひと煮立ちって??って思ってましたが、要は沸騰してる風になるまで沸かせ、ってことみたいです。ブーケガルニ加えてひと煮立ちしたら、焼き目を付けておいた肉を入れましょう。肉をめちゃくちゃ先に焼いちゃってたのでヒエヒエでカチカチになっちゃってる。かなしい。
f:id:sugaret:20190305011944j:plain


そしてこれが2時間ほど煮詰めたもの。煮詰める時は弱火ですよ。蓋を開けっ放しで煮詰めてたので分量がかなり減ってます。蓋閉めるのはいつなの?めっちゃむずい問題ですよこれは。ちなみにこれ作ってたのが飲み会から帰ってきた深夜だったので、煮詰めた後に火を消して、一晩おいて朝カレーです。
f:id:sugaret:20190305011934j:plain

完成

美味しそうですが、欧風カレーって言われたら「えっ?」ってなる程度には黄色いですね。欧風カレーってもっと濃くて深い茶色になってるはず。
味の方もココナツとフルーツの風味が強くて、あとミルキーなニュアンスも相まってタイのイエローカレーみたいになってます。多分これはココナツミルクの分量が多すぎた?のと、フォン・ド・ボーがないので牛っぽいコクが少ないため何じゃないかなと言う気がする。しかし、それがあってもあんなに深い茶色になったんだろうか...
あとあれだけ煮詰めたのにもかかわらずとろみが弱い。これはもう間違いなく小麦粉を省略したせいでしょうね。そのサラサラ感がタイカレーっぽさをさらに強調させている感じもあります。煮詰め過ぎで味はかなり濃くなってるので、水溶き小麦粉を加えてとろみを付けてちょうどって感じでしたね。
ぶっちゃけカレーは懐が深すぎるので、これはこれで美味かったんですけど、欧風カレーとしては失敗ですね。もうちょっと振り返って、いずれリベンジします。
f:id:sugaret:20190305011924j:plain