肉汁爆弾

いろいろメモっていきます

お酢が決め手!お肉ゴロゴロなポークビンダルカレー

カレーしてますか、僕はハマり過ぎて2週間ぐらい毎日カレー食べてますが、まだまだカレー食べたいです。

この本、体系的にカレーを学ぶために購入したんですが、非常にわかりやすくてよかったです。これからはコツコツ本に書いてあるカレーを作っていくことでしょう。

しかし、今回作ったのはこの本からのものではないです。僕も先日までポークビンダルカレーって何?という気持ちでした。
以前この記事を公開したときに「虎子食堂のカレーを載せろ」というカレーヤクザからの指摘があり、それは行かねばと思っていたんですが、なんとカレーの提供は去年で終了しておりました。
sugaret.hatenablog.com

がっかりしていたんですが、そのカレーを作っていた方がstores.jpでカレーを通販してるとのことで、早速購入。そして食べてみたら美味しかったんですよ。それがポークビンダルカレーでした。脂っこい豚バラを酸っぱさであっさり食べれるようにしていてバランスがよかった。(ちなみにチキンカレーもしょうゆとソースが香る美味しいカレーでした)
pinkbicyclecurryshop.stores.jp

ポークビンダルカレー自体、結構マニアックなインドカレーらしいですが、最近は日本でもだいぶ市民権を得てるらしいです。参考にさせていただいたレシピはこちら。微妙に違うので本記事にも分量を記しておきます。
spicecurry.okinawa

材料

今回からスパイスに新メンバー加入です。この3種の組み合わせ自体が非常にバランスが取れてるらしく、特に肉に合うとか言う話です。
カルダモン:なんか生姜っぽい雰囲気、強い
シナモン:サイゼリアのフォッカッチャでご存知、甘い香りがしますね
クローブ:ピリピリと刺激がある、インドカレー屋で嗅いだことある

具体的な分量

玉ねぎ:1個
豚肩ロース:300g
トマトピュレ:150ml(注意!これ多分大さじ2-3で十分です。余ってたので入れました..)

調理油: 大さじ1
生姜、にんにくチューブ: 3-5cmぐらい
お酢: 大さじ1(これもっと多くてもいいかも、酢っぱうまくなりそう)
水: 600cc

ターメリック: 小さじ1
クミン: 小さじ1
コリアンダー: 小さじ1.5
カルダモン: 小さじ1
クローブ: 小さじ1/2
シナモン: 小さじ1/2
チリパウダー: 小さじ1
黒こしょう: 小さじ1/2
塩: 小さじ1

下準備

マリネ用の液を作ります。ターメリックお酢を加えます。

まりに液に豚肉を加えます。僕が買ってきたやつは最初からぶつ切りになってましたが、豚肩ロースを適当に買ってゴロゴロサイズに切ったらいいと思います。しっかり行き渡るように混ぜましょう。ターメリックがめちゃくちゃ爪に挟まって土臭くなるので手で混ぜる時は注意です。混ぜ終わったらラップして冷蔵庫で保存。6時間ぐらいは放置したほうがいいらしいですが、僕は2時間ぐらいで終えました。空き時間に合わせてどうぞ。

スパイスも先に計量しておきます。ミスってクローブとカルダモンを入れすぎたかも、これは元レシピ通りの小さじ1/3かもっと少なめにしたほうがクセは少なくなりそう、特にカルダモンのクセが強い。クセが好きな人は多くて良さそう。

写真を取り忘れましたが玉ねぎも切っておきましょう。今回は粗みじん切りではなく、スライスにしています。食感が残りやすいけれど炒めるときにムラが出やすい感じになります。一長一短ですねえ。

調理開始

マリネを終えていることが前提です。

カレーの素づくり

油を引いて、生姜とにんにくを突っ込んでなんとなく炒めます。焦げないように弱火から。

青臭さがなくなったら玉ねぎを投入。ここからガンガン強火です。分量外の塩を1-2つまみ入れると脱水が早くなるので入れます。

時折少しだけ水を加えて、フライパンの底をこそぎながらきつね色に。今見ると写真ではあんまり色変わってないな... 気が済むまで炒めるのがいいでしょう。

満足したらトマトピューレを加えて脱水させましょう。前回作ったときのピュレが余りまくってたので勢いで全部入れたらものすごい量になりましたね。トマト入れすぎるとどうなるの?の実験にしちゃいましょうね。トマトの水分が減ってきたら焦げかねないので少し火を弱めたほうが安心。

いい感じに脱水してきたら、スパイスを加えて弱火でロースト。香りがすごい。

1-2分ほど炒めて、なんとなくまとまってきたらカレーの素が完成。あとは具材を入れて煮込むだけです。

今度はマリネした豚肉を汁ごと加えます。

なんとなく表面が白っぽくなるまで弱火〜中火で炒めときましょう。水っ気がある場合は脱水脱水。

煮込み

水を加えます。フライパンの中が常に元気がある状態にしたほうがいいという噂なので、いっぺんに加えずに3回ぐらいに分けて入れました。湧いたら加えるを繰り返す感じですね。

全量入れた。あとは1時間ほど煮込みましょう。本当は底の深い鍋に移し替えたほうがいいっぽいです。気泡が底から水面に上がる距離が長いほうがいいとか。あとは肉がちゃんと浸かるためにも深いほうがよさそう。蓋はしたりしなかったりですが、とろみとか味の様子を見ながら調整するのがいいんじゃないですかね。蓋をとると雑味が逃げるけど香りも逃げる、蓋をすると香りは逃げにくいけど雑味も残るとかって話らしいです。どうすりゃええんや。
僕は15分ほど蓋を取って煮込んだあとに蓋をして30分ほど煮込み、とろみがもうちょっと欲しいなと思って15分ほど蓋無しで煮込みました。雰囲気でいいと思います。

煮込み完了。めっちゃ分量減ってね?というツッコミはそのとおりで、なぜならワクワクしすぎて先によそったからです。雰囲気だけ感じてください。

完成

うまい。香りがすごい、インドカレー屋の香り。新人スパイス3兄弟がめっちゃ仕事してる感じ。あとなんか割と辛い。けど嫌じゃない辛さ。トマトは入れすぎたと思ってたけど意外と気にならない。酢はもうちょっと多めにしときゃ良かった。豚肩ロースも肉感あって美味しいけど、角煮ライクな豚バラで作ってもまた美味しそう。