肉汁爆弾

いろいろメモっていきます

飴色玉ねぎを「煮て」作る。角切り豚バラカレー

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卒業しました。

9月半ばぐらいから全六回の授業を受け「カレープレイヤーになる」ための基礎をいろいろ学ばせていただきました。
正直「料理教室」としてのノウハウは最後の授業ぐらいでしたが、カレーを通していろいろな活動を行っている方々と繋がれましたし、自分がなにかの活動を始める際にそのコミュニティにアクセス出来る状態なのは素晴らしい特典かなと思っています。
自分は自分で、理想のカレーを実体化できるようにこれからもカレーを作り続けたいと思っています。

直近はスパイスパズルのメソッドに従って、どこかに尖らせたカレーをいくつも作って、それぞれのスパイスの特徴を体に染み込ませようと思います。

sugaret.hatenablog.com

レシピ

材料

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シンプルに玉ねぎと肉。確かチキンカレーを昼に食べた日だったので、夜は鳥じゃなくて豚にしてます。


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トマトはトマト缶を冷凍したやつ。トマト缶だと1つ100円とかだけど、普通のトマト買おうとすると5個で2-300円しません?高くないです?ということで、基本トマト缶です。
けどトマト缶も使い切れないことあるな〜という気持ちでしたが、普通に冷凍しても全く問題なかったです。冷凍ってホント最高。


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スパイスは以下分量。スパイスパズル準拠。小さじ8だと4人前相当なので、実際はこの半分の量にしてます。塩 1も入れてます。

・クミン 3
・コリアンダー 3
・カルダモン 1/2
・ガラムマサラ 1/2
・チリ 1/2
・ターメリック 1/2

工程

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玉ねぎは4つ割り。これ以上は切らない。刃を通せば通すだけ口当たりにザラつきが出るらしいです。これは好みの問題でもあるとお話されてましたが、今回はとりあえず4つわりで。


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水400ccを入れたフライパンで煮ます。塩を少々入れておきましょうね。


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蓋を閉めると沸騰が強くなります。ちょっと火を弱めておくべきだった。


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あっという間に水がなくなり、炒めの状態になり始めました。たぶんもっと弱火で蒸し煮する時間を伸ばしたほうが良かった。このとき多分5分ぐらいしか煮れてなかったけど、10分ぐらいは煮たほうが良さそう。


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油大さじ2、ニンニク生姜を適量をこのタイミングで加えます。すりおろす元気がなかったのでチューブです。ホールスパイスがある場合もここで入れるっぽいですね。


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あとはもう、いつもどおりヘラで潰しながら、時折さし水をしながら色づけていきましょう。
みじん切りにして熱を加えてもいいんですけど、最終的にこのテクスチャになればいいのであれば、蒸し煮にして柔らか〜〜〜くしてからのほうが、鍋肌に玉ねぎが付きやすくなるので火の通りが早くなる(= 飴色までが短縮に)ということのようです。
蒸し煮している時間まで含めると「時短」になってるわけじゃないですが、蒸し煮してるときは焦げを気にしなくともいいので、大量にカレー作るときには必須なテクニックとのこと。


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いい色ですね。


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トマトを加えて脱水。


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よし。しかし2人前のカレーに玉ねぎ1個は贅沢すぎたかも。ちょっと多いな。


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スパイスを加えてロースト。ここでは弱火ですね。


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豚バラを入れて適当に炒めます。色づくまで。


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色づいた。


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あとは水を200-300ccほど入れて、10分ほど煮込んで完成です。
そういえば授業では「水と塩は入れたら戻せないので、レシピより少なめを入れて様子を見ましょう」と言われてました。水は飛ばせばいいのでは?と思いましたが、具が煮崩れたりスパイスの風味が飛んじゃったりするので、やはり良くないとのこと。
なので、水を入れて煮込む前に味見(この時点ではもうちょっと煮詰まるので多少薄味でもよし)、そして煮込んだあとに味見をして、その時点で薄かったら塩を足して味を決めていきましょう。

完成

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ということで完成です。お肉ゴロゴロ感あってハッピーですね。

美味いカレー。肉もうまい。スパイスは意識した「シナモン、クローブ、カルダモン」のニュアンスが確かにあるのを感じる(シナモン、クローブガラムマサラ由来)。ただクミンコリアンダーが支配的な割合入っているので、それほどの尖ってる感は感じないかも。今度は更に尖らせたモノにしてみたい。