以前、退職ブログで欲しい物リストを公開しておりまして、みなさまに置きましては様々お送りいただきました。その中でもひときわ大きいものとして電動ミンサーが届きました。届けてもらったからには使って行かねばでしょうという気持ちで、今日は肉を挽いてソーセージを作っていきます。
工程
とりあえず肉です。スーパーで隣に挽き肉がおいてあるのを横目で見つつ、鉄の心でブロック肉を購入してきました。ソーセージを作るときの選択肢として、中に入れる肉は牛豚、その他肉を何でも入れていいみたいなんですが、やっぱり美味いソーセージといえばパリッと割れて肉汁が溢れ出すやつのイメージだったので、脂の多い豚バラ肉にしています。
ミンサーに突っ込めるぐらいの大きさに小さくしておきましょう。
皮として使用するのは羊、腸、人工ケーシングというのがあるようでして、今回は豚を使用しています。豚の腸のほうが太く、厚みがあるので、パリッと噛み切るのは羊のほうが向いているかもです。ちなみに作られていた土地の名前から、豚の腸詰めをフランクフルト、羊の腸詰めをウィンナーというらしいです。豆知識。
ミンサーを組み立てました。物々しいですね。肉の引き具合はミンサーにセットする器具で調整するんですが、いきなり細かい肉にするのは難しいので、粗めの挽き肉にした後にもう一度細かい目の器具を設置します。
一回目の肉挽き。この時点ではミンチというよりは細切れですね。
二回目の肉挽き。だいぶ細かくなりました。肉の粗さというよりは白さガ気になりますね。脂がすごい。バラ肉についていた脂はもうちょっと削いでたほうがよかったかもなー。写真撮りそびれましたが、この後に挽いた肉に塩と砂糖とカレー粉を少々入れてこねてます。捏ねるときにもできるだけ温度をあげないほうがいいらしく、氷水で締めながらやるといいらしいとか。
さて、豚腸を水でふやかしておきましょう。豚腸は購入時はたいてい塩漬けされているようで、水につけてふやかすとよく伸びます。
豚腸をいい感じに絞り機にセットしておきましょう。一旦全部入れきってから、先っちょを結んでちょっとずつ絞り出していきます。
ニュルニュルと。上手くやらないと太さも疎らになったり、空気が入ったりしてバランスを取るのがむずいですね。
全部出しきったらくるくるひねって大きさを整えます。整えたらひねった部分をはさみで切って、75-80度ほどのお湯で15分ほど茹でます。どうやらこの時点で一回乾かしておいたほうがパリッとするらしい。やればよかったなー。
茹でられました。白いですね。一般的なソーセージがもっと赤かったり茶色いのは着色料がついてたり、燻製されていたりする影響らしいです。これが無添加の印の白さですって。脂の白さって感じもしますけど。ここから軽く炒めて焼き目をつけたら完成です。
完成
うん、なーんとなく見たことのある感じのソーセージですね。噛んでみた所、全然噛み切れない...。豚腸は硬いというか弾力がすごいですね。入れている肉の量ももうちょっと多くても良かったのかな〜というのと、乾燥させておけばもうちょっとパリっとするのかなーと思います。
二回目に作ったときは噛み切りやすいように包丁を入れて置きましたが、多少効果があってかみやすくなりました。皮の食感が非常にびみょい感じでしたが、中の肉の旨味はすごくいいですね。脂は多すぎる感じもあるけど...
もう一回やるとしたら、肉を豚バラだけじゃなく豚ロースを入れてやること、羊腸でウィンナーとして作ってみたいなーと思います。美味かったといえば美味かったけど、リベンジしたいなーこれ。
そういえばザワークラウトとマッシュポテトも作って、ドイツっぽい雰囲気にしてました。アインプロージット。